ママ塾で先取りする漢字検定の受験について個別記事にしておりますが、実際の手法をもう少し詳しく記事にしてみたいと思います!
必要な物
- 書き取り用ノート
- お直し用ノート
- コピー機
- 漢字検定三種の神器
書き取り用ノート
84字タイプがおススメです。
文字の書く大きさが適切であることと一列12マスとなっているので、2文字の熟語を6回書くことが出来ます。
早生まれ家では間違えた時には2回づつ書き取りをする事にしていましたので早生まれ母のお手本で1回、早生まれ娘の書き取りで2回で2セット書けるようになっていてとてもちょうどよかったです。

母の字が汚くて恥ずかしいのですが・・・・・・・・・
お直し用ノート
A4のノートを用意しました。
本人のテンションが上がるようにディズニーのノートにしました。横にして2行1列で使いました。

コピー機
A3までのコピー機があれば楽ですがA4までのコピー機でも大丈夫です!
コピー機についてはこちらの記事もご覧ください。
漢字検定3種の神器
漢字検定受験のための3種の神器は
- いちまる
- ステップ
- 過去問
この3つです!
●8級
●7級
学習する前に準備した事
ステップと過去問をすべてコピーする
めんどくさいのですがステップと過去問はすべてコピーして使いました。
【ステップをコピーして使う理由】
8級も7級もステップは割と厚い本なので本のまま取り組むと真ん中の部分が盛り上がって書く時の支障になると思いました。
また7級は見開きでA4サイズとサイズが小さく、低学年の子が勉強するには不向きなサイズでしたので、見開きA3に拡大コピーして使用しました。それでちょうどよいサイズでした。
また、単純な書き取りだとお直しノートに早生まれ母がお直し問題を書いたほうが早かったのですが、選択肢問題等はお直しノートにもう一度作るのがめんどくさいのでコピーして貼り付け出来て楽でした。
【過去問をコピーして使う理由】
8級も7級も過去問は見開きA4です。
8級は問題用紙に直接答えを書き込むスタイルなので見開きA4では小さすぎますが、かといって他のノートに書かせるのも低学年の子は大変ですよね。
実寸大の過去問も売られていますが問題量が足りません。
拡大コピーすれば万事解決です。
7級からは問題と回答用紙が別になります。
なので問題はまぁコピーしなくてもいいと思うのですが、B4以上のコピー機があれば付属の回答用紙をコピーして使う事が出来るので本番さながらの演習ができます(*^-^*)
A4までのコピー機しかおうちに無い方は、コンビニでコピーすればいいと思います。
実際の学習の流れ
漢字単品を覚える
早生まれ娘は漢字単品は公文で覚えましたが、漢字単品もママ塾で先取りされるのであればいちまるがオススメです。
おススメポイントはこれ!
いちまるは漢字の書き順が1画づつ載っている
学年が上がれば上がるほど画数の多い漢字が増え、書き順が1画づつ載っている問題集ってとても数がすくないですよね。(漢字辞典でも端折ってたりします)なので書き順が1画づつ載っている問題集というのはとても貴重です。
早生まれ家では書き順を確認するためだけにいちまるを購入しています。
いちまるを使って漢字単品を覚える場合、いちまるをお手本にして書き取りノートで練習するとよいと思います。
書き取りはたくさん書かせる方もいらっしゃいますが、1回にたくさん書けば覚えるというわけではありません。はじめての漢字の書き取りはせいぜい4回程度でよいと思います。
いちまるだと1ページに8個の漢字が出てくるので合計32個。
書き取りノートの2列半ぐらいの量です。
そして次の日に前日覚えたものを覚えているかチェック。覚えていなければ書き取りは2回です。
更に翌日に書き取りをして覚えてなければ書き取り2回。
これの繰り返しです。
覚えてない漢字の量が増えすぎてしまったな(15個ぐらい)と思ったら新しい漢字の書き取りはストップして覚えてない漢字を覚える事を優先させましょう。
書き取り量よりも時間を空けて反復する事の方が定着します。
新しい漢字が出てきて1週間後ぐらいまでに覚えてくれればいいな~ぐらいのつもりでいましょう。翌日全滅でも怒らない。
なお、いちまるでは振り仮名や送り仮名の問題は解きません。
ステップで漢字の熟成度を上げる
単品の漢字を覚えたらステップに取り掛かります。
8級は1日に2ステップこなすことが出来ましたが、7級は1日1ステップが限度でした。
更に7級では、間違いも増えてきたため2日ステップをやったら1日はお直し専用日(新しいページはやらない)のようにして進めていきました。
丸つけをする際には読み仮名問題と書き取り問題の所は正解、不正解に関わらず文章を音読させました。
ステップで間違えた場合
- 漢字そのものを間違えた場合(覚え間違い)は書き取り2回
- 言葉を知らなかった場合は問題の隣に赤字で訂正させて書き取りはしない
- 読み仮名間違いの場合は翌日漢字で書き取りさせる
こんな感じでやっていました。
そしてお直しノートに問題を書き写し、翌日確認します。それを間違ったら書き取り2回です。
漢字って間違えたら何がなんでも書き取り!!みたいにさせますが、低学年の子の先取り漢検は語彙が足りないだけという場合も多いので、語彙が足りずに書けなかったものまで漢字間違いと同じようにして書き取りさせる必要はないと思います。
語彙が足りなくて間違えた場合は辞書を引いて辞書の音読もやりました。
コピーして書かせた紙はそのまま取っておいてください。
ステップを1周したら再度ステップをコピーして間違えたところだけ印をつけて2週目をやります。
余裕があればネットにある熟語プリントなどをやってもいいと思います。
8級対策ならこんな問題集もおススメです。
過去問を解く
これはもう言わずもがなですが、ステップ1周したら2週目のお直しと並行でやっても良いと思います。
過去問を間違えた場合は書き取り2回です。
漢検は類題が多いので、できれば問題集の回数分は全部やった方がいいかな~と思います。
最新の問題集である必要はないので中古本でも大丈夫だと思います。
漢字は覚えられなくて当たり前だと思うのが大切
子供が漢字を嫌いになる原因はいくつかあると思いますが
- 書き取りがめんどくさい
- 覚えられないから達成感が無い
- 間違えると怒られる
こんなところでしょうか。
母は一発で覚えてほしいと思いますし、たくさん書けば早く覚えると感じます。
でもたくさん書けば疲れますし頭には入りませんし、漢字に限らず一発で覚える事は中々難しい事です。
みなさんはなんでも一発で覚えられますか?覚えられませんよね。
自分ができない事を子供に要求するのはやめましょう(笑)
一発で覚えられなくても1~2か月先までに覚えてくれればいいのです。
特に先取りであれば時間にも余裕があると思います。
嫌いになったものは更に頭に入りません。
親も子も気楽に取り組むことが先取り漢字検定では大切だと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ママ塾で先取りする漢字検定は、ママのお直しノート作りと間違えても怒らないメンタルを保つことががちょっと大変ですが、子供がどんな漢字が苦手なのか、そういう傾向の間違いが多いのか等をしっかり把握することが出来ます。
間違いやすいところをしっかり把握すれば前日にしっかりフォローもしやすいですよ(*^-^*)
知っている漢字が増えれば子供の世界も広がります!
是非先取り漢字検定に取り組んでみてくださいね!