ママ塾で先取り受験する漢字検定 そもそも先取り受験ってどうなの?




早生まれ娘は小3になるまでに漢字検定7級(小4終了相当)まで合格しました。

早生まれ家では公文の教材が学年よりも先に進んでいた事、公文の先生に勧められたのがきっかけで先取り漢字検定にチャレンジする事になりましたが、「先取り漢字検定」は賛否両論ありますね。

この記事では早生まれ母が「先取り漢字検定」に思う事を記事にしたいと思います。

なぜ先取りをしようと思ったのか

漢字の先取りには思考力が必要ないから

公文(国語)の進度との兼ね合いもありましたが、公文の先生から勧められる前から漢字は先取りしていこうと考えていました。

なぜなら、漢字には「思考力が必要ないから」です。

漢字は単純な暗記物です。

算数の文章題のように思考力が必要な物は、高学年になれば低学年の難題はすぐに解けるようになりますよね。低学年の時に低学年の思考力が必要な問題が解けるに越したことはないと思いますが、低学年の思考力問題が解ければ高学年の思考力問題につながるとはあまり思えません。

学年が上がればそれなりにできるようになる事に低学年のうちに時間をかける必要はないと考えていました。うんうん時間をかければ嫌いになってしまう事もあるかもしれません。

計算も訓練すれば学年相当以上できるようになると思いますが、計算は数の量感が伴わないと天井にぶつかってしまいます。公文やそろばんのように訓練すれば量感は小さいころからでも伴いますが、時間の費用対効果が悪いように感じました。(公文(算数)とそろばんについて書いた記事はこちら)

それに比べて漢字は低学年であっても高学年であっても同様に時間が必要な「単純な暗記物」です。また、単純な暗記は小さい時の方が得意であるとも言われています。

低学年であっても高学年であっても暗記することに必要な時間があまり変わらないので漢字の学習は時間の費用対効果が良い先取り学習であると考えました。

自己肯定感アップの1つになる

絶対に学校では勉強するわけですから、学校の勉強を最後の定着の機会にすれば

書き取りが楽→授業が楽、宿題が早く終わる

テストが楽→自己肯定感が高まる、もっと頑張ろうという気になる

よいサイクルになると思いました。

体調不良リスクを回避できる

早生まれ娘は体があまり丈夫ではありません。

風邪をひくと1週間お休みなんて事がザラにあります。

ですので、病欠した時にその分が溜まってしまうリスクがありました。

そんな時でも休んだ分の授業を取り戻さなきゃ!!と慌てる必要はありません。

覚えると使いこなすは別問題なので早めに覚えてほしかった

漢字を覚えるという事は実はそこまで大変ではありません。

でも、学年が上がるにつれて

「この場合はどの漢字を使うべきなのか?」

という事が難しくなってきます。

たとえばひらがなの「て、に、を、は」などは使い分けを説明するのは難しくありませんか?

でもなんとなく使えるようになっていますよね。それは勉強の効果でだけでなく、日々の経験で培われるものではないでしょうか。

漢字もそれと同じだと思います。勉強ではなく、日々の生活の中で目にしたり、耳にしたり、使ったりする経験が大切です。

ただ、それは漢字を知らない状態で目にしたい耳にしたりするよりは、知っている状態の方がより効果的だと思います。

低学年は時間がたっぷりある

早生まれ母は早生まれ娘より上の学年のお子さんをお持ちのママさんたちからお話をうかがって、学校の勉強は小2までは助走、小3からが本格的なお勉強になると感じていました。

学年が上がれば帰宅時間は遅くなりますし3年生からは理科、社会も始まりますよね。

 

苦手な単元や苦手な教科が出てきたときに漢字学習の時間を苦手教科の時間に充てることができます。

我が子の学力が未知だからこそ、先にできるものはやっておいて限りある時間を有効に使えるようにしておきたいと考えていました。

語彙が増える

漢字検定を受験するたびに娘の語彙がメキメキと向上しているのが分かりました。

(なので先取りするのに「うんこドリル」でしか勉強できないなら止めたほうがいいと思います)

語彙が豊富だと興味を持つ本の対象年齢が少し上がります。対象年齢が上の本を読むことは精神年齢の向上にもつながります。

国語が苦手なお子さんは総じて語彙が少なく、精神年齢が低い傾向があります。国語の成績を上げるのは一筋縄ではいきません。

先取り漢字検定をするために犠牲にしたこと

子供の遊ぶ時間

1これが一番の犠牲ですね。

 

先取り漢字検定を否定される方は

  • どうせ学校でやる事を先にできるようにしなくても・・・
  • 子供がたっぷり遊べるのは小さいうちだけ!

とおっしゃいます。

はい、その通りだと思います。

デメリット>メリット だと思う人はやらなければいいだけですし、 メリット>デメリットと思う人はやればいい。

ただそれだけの事です。

ママ友に「そこまでさせなくても・・・」と言われたこともあります。

でもママ友は育児に責任取ってくれませんしね。

大人になってみてどうなるかは分かりませんが、少なくとも「漢字を先取りさせたぐらいで頭がおかしくなるとは思わないし、もしおかしくなったとしたらそれは漢字先取りが原因ではなく元々そういう要素があった」という事だと思ってます。

うちが先取り漢字検定ができたのはラッキーだったと思う

色々考えて先取りをしたい!!と思って実行したわけですが、早生まれ娘が先取り漢字検定ができたのはラッキーな事だったと今は思います。

誰でも先取り漢字検定できるよ!!

とは思いません。

日常会話でも簡単な言葉に置き換えて話さなかった

早生まれ娘が小さい時から語彙を意識して生活していました。

 

すっっっっごい大変でしたが、「地球温暖化」のような言葉でも説明しながら教えていました。

なので、漢字検定の勉強をするときに

「あ!あの言葉はこういう漢字を書くんだね!」

という事がしょっちゅうありました。

漢字は語彙と精神年齢が大切です。

漢字検定の勉強をすることで語彙が増える効果もありますが、語彙が少ないとわけわからない言葉ばかりでそもそも取り組めなかっただろうと思いました。

幼稚園で漢字に触れさせてもらっていた

早生まれ娘の幼稚園はお勉強系幼稚園だったので一人一人に漢字の絵本が配られてそれを読む時間が定期的にありました。

平仮名も読めない頃からそれをやりますので漢字を意識的に目にする機会が多かったと思います。

子供が女の子だったから

女の子は男の子に比べると精神年齢は高いですよね。

娘は早生まれなので学年の中で見ると精神年齢が高い方であるとは言い難いところはありましたが、早生まれの子の中では精神年齢は高い方でした。

また、女の子は男の子に比べコツコツできる子が多いです。

そういう面では漢字検定の勉強をコツコツやる事に向いている性別はやはり女の子であると思います。

(実際、漢字検定の先取りをバンバンやってる方って女の子が多いように思います)

入学前に1年生の漢字が終わっていたから

漢字の先取りで苦戦している方を見ると、1年生の時には普通のペースで漢字を覚え、2年生ぐらいから先取りをしようと考える方に多いように思います。

正直これは一番キツイパターンだと思います。

というのも、漢字を覚えるのは2年生の漢字が最初の山場であると感じたからです。

1年生の漢字は画数も少なく、漢字学習の導入といったかんじです。

しかし、2年生の漢字からは画数も増え、熟語も覚える必要があり、漢字検定の勉強でも9級と8級は漢字を覚えるのも使いこなしに慣れるのも結構大変でした。

不思議な物で7級からは子供も漢字学習に慣れてくるのか楽になったと感じましたが。

なので、2年生や3年生の漢字を学校の勉強で覚えながらプラスアルファで覚えるのは子供にとって結構な負担だと思います。

娘は1年生の漢字を既に知っている状態で学校の漢字学習がはじまったので

「学校の勉強よりも先に勉強しておくこと」

に抵抗がありませんでしたし、学校の勉強は終わっている状態で先取りだけをやればよかったので負担もそんなにありませんでした。

こんな状態なら先取りはオススメしません

学習習慣がついていない

そもそもの学習習慣がついていない状態でいきなり勉強させられると子供はびっくりしますし抵抗もします。漢字検定の先取りは「応用」です。

基本となる学習習慣や基礎学力の定着をはかりましょう。

小学校に入学後に先取りに取り掛かろうとしている

先取り学習をしているご家庭のほとんどは小学校入学前から先取り学習を行っていて、指導者となるパパまたはママも先取り学習のやり方に慣れていますし、子供もそれが普通だと思っています。

小学校入学後の先取りしようとすると「学校の勉強以上の事をなんでやらせれるんだ!!」と反発することが多いです。(特に男子)

やってみて上手くいかない時は学年相応で進んでいく方が良いと思います。

漢字や勉強自体が嫌いになってしまっては困るので・・・。

漢字がすっっっごい苦手

漢字が苦手だからこそ、先取りさせたいと思いますが苦手なのであれば先に行くよりも今までの所を確実に力をつけていくようにするべきだと思います。

習い事が多くて漢字の勉強が遅い時間になってしまう

あれもこれも全部はできません。

習い事にまい進するか、習い事は諦めて漢字勉強するかのどちらかにしましょう。

まとめ

漢字の先取りはやれればメリットも多いですが、お子さんの性格や先取りし始めるタイミングによっては難しい勉強でもあります。

基本は学校の勉強で困らないようにする事です。

親は先の事を考えてあれこれやりたくなりますが、漢字の先取りはやらなくてもよい勉強です。何が何でも先取り!!ではなくお子さんの性格なども見極めて取り組んでみてくださいね。